第10回根尾川鮎釣り大会〔

 

    第1章〈 総則

(目的)

第1条 参加者の釣り技術の向上及び釣りマナーの習得並びにトーナメントの権威を高めることを目的とする。

第2条 前条の目的を達成するため、次の各号に掲げる事項を指導する。

  一 本大会は、ここに定める規則に基づき、公正、厳格に実施する。

  二 選手に、競技者としての自覚をもたせ、フェアプレーで臨むことを遵守させる。

   三 選手に、河川の美化・保護に努めさせ、汚濁をもたらす一切の行為を厳に慎む事を遵守させる。

 

    第2章〈 競技委員会

(競技委員会及び競技委員等)

第3条 根尾川筋漁業協同組合(以下「組合」という)の下、本大会に競技委員会を設置し、次の競技委員等により進行・運営を行う。

     競技委員長

     副競技委員長

     競技委員(若干名)

     競技補助員(若干名)

     その他事務職員(若干名)

  1 競技委員長は、組合の推薦により競技委員会から選出する。

   2 競技委員長は、組合の監督の下に、副競技委員長以下競技委員等を監督するとともに本大会の進行等につかさどり、スムーズな運営に努める。

 3 副競技委員長は、競技委員長を補佐し、必要に応じ競技委員長の職務をつかさどる。

  4 競技委員は、競技委員長、副競技委員長を助け、スムーズな運営に努める。

  5 競技補助員は、競技委員を助け、スムーズな運営に努める。

  6 事務職員は、大会の事務をつかさどる。

(競技委員の役割)

第4条 前条に規定する競技委員長及び副競技委員長以下競技委員並びに競技補助員(以下「審判」という)は、次の業務を行う。

   一 各ブロックに審判長を置き、他の審判とともに競技の審判にあたる。各ブロックの審判長は、事前に本大会の競技委員長が指名する。

 二 試合中のトラブルについては、各ブロックの審判長がこれを裁定する。ただし、選手から疑義の申し出があった場合は、当該ブロックの全選手が立ち会いのもと協議するものとし、その結果を踏まえて競技委員長が最終裁定する。

 三 各ブロックの審判長は、競技会場において選手の確認・競技に係る重要事項(競技区間の再確認、試合時間の再確認、マナー等)の説明・オトリ配付順の抽選・オトリ缶の確認・オトリ配付・試合中の審判・試合開始と終了の合図・検量等一切について指揮、指導にあたる。

    第3章〈 競技

(競技会場)

第5条 競技会場は3ブロックとし、当日発表する。詳細は、大会本部前及び各ブロック毎に図示する。

  2 釣り場の境界は防鳥糸、界旗等をもって表示する。

(競技方法及び内容)

第6条  競技方法は、次のとおりとする。

  一 友釣りに限定する。

 二 抽選で決まったオトリ配付順に好みのポイントに入ることができる。ただし、一般の釣り人及び他の選手の妨害をしてはならない。

  三 競技時間は、原則予選3時間、決勝1時間半とする。

  四 予選の開始は、オトリを受け取った時点から開始とし、終了は、終了合図をもって終了とする。

  五 決勝戦は、合図をもって全員同時に開始し、合図をもって同時に終了とする。

  六 決勝戦は、予選を勝ち上がった各ブロック10名ずつ及び前年度大会シード選手5名、計35名で実施する。

    選手間の間隔は、最低竿一本分は空けなければならない。

  八 選手の身体が境界からはみ出した場合は、失格とする。ただし、道具の回収、根掛かり等により、やむを得ずはみ出さなければならない場合は、選手は付近の審判もしくは選手に声をかけてから行動する。

  九 根掛かりにより境界からはみ出して回収したオトリは放流しなければならない。

 十 他の者とのオトリの交換及び貸し借りは一切認めない。

(オトリ配付)

第7条 オトリは、予選・決勝戦とも試合開始前に2尾ずつ配付する。

(釣り具・仕掛け)

第8条 友釣りに使用できる釣り具等は、次のとおりとする。

  一 竿の長さは自由とする。

  二 リールの使用は認めない。

  三 引き舟、タモ網、根掛かりはずし。

  四 はりの大きさ、糸の太さ・種類は 自由とする。

   五 仕掛けは、イカリの場合4本までとし、チラシ・ヤナギの場合は2本2段までとし尾びれより20センチ以内とする。

(釣果・順位)

第9条 釣果・順位の基準は、次のとおりとする。

  一 釣り上げたアユの総匹数(オトリを含む)を釣果とする。

 二 拾ったアユ及びアユ以外の魚は釣果には含めない。

   三 予選での各ブロック第10位までが決勝に進出する。ただし、第10位に同匹数の者が複数いる場合は、抽選等により決定する。

   四 決勝は、第1位から第5位までを決定する。ただし、同引数の場合、第1位のみ早掛けにより決定する。第2位から第5位までの同引数は抽選により決定する。

 

第4章〈 その他

 (裁定等)

 第10条 本大会に係る問題事項等は、次のとおり処理する。

   一 天候の急変等によりやむを得ず試合を中止することがある。この場合、試合時間の半分以上の経過をもって試合を成立させる。 

  二 本規則に違反した選手は、失格とする場合がある。

  三 本規則は、変更又は追加することがある。

  四 本大会は、場合によって特別ルールを採用することがある。

 

第5章〈 免責

 一 大会参加中、ご自身の貴重品等は自己管理をお願いいたします。盗難又は、紛失に関して、主催者は一切責任を負いませんのでご留意ください。

二 各会場への移動中の事故、事件、紛争、地震及び、風水害等については、主催者は一切責任を負いませんのでご留意ください。